車・ドライブ

【ポルシェ カイエン】納車から2週間1,000km走った感想

こんにちは、ネコタスです。

今回は、先日納車されたカイエンクーペを2週間で約1,000km乗り回してきた感想を記事にしてご紹介したいなと思います。

SUVの概念を覆す乗り心地

まずはなんといっても乗り心地というかハンドリングも含めた快適性、スポーツカーならではの人馬一体感はとてつもなく感じます。乗り換える前がトヨタの60系ハリアーハイブリッド前期型だったので比較対象のせいというのもあるかと思いますが。

特に一番違いを感じるのがコーナー時のロールの少なさです。ロールとは簡単に言えばコーナー時に車両がカーブと逆方向(Gを受ける方向)に傾いたりふらついたりすることと思っていただければ良いと思いますが、SUVは車高の高さ故にロールが気になることが多いです。

しかしカイエンクーペでは高い剛性感から非常にロールが少なく、高速コーナー(首都高とか)でも全く恐怖心なく曲がれます。ハリアーの頃はかなり怖くて結構ブレーキを踏んでいたんですが、カイエンクーペでは全く不要(なんなら後輪駆動のように少し踏んで曲がりたくなる)です。

私のカイエンクーペにはエアサス付きのPASM(ポルシェアクティブサスペンションマネジメント)とスポーツクロノパッケージ(クーペには標準装備)を入れているので、モードとsportやsport plusにするともはや完全なスポーツカーで、足回りの硬さやステアリングの応答性が、さすがポルシェと思わせてくれるほどスポーティーなセッティングになり、運転者は非常に気持ちよくなれます(同乗者の方には申し訳ありません…笑)

ポルシェが欲しいけどカイエンだと走りを妥協してしまうのかなとか、SUVが欲しいけど走りにもこだわりたいなという方は、カイエン(特にクーペ)の選択肢は自信を持っておすすめします。

燃費

これは非常によろしくありません笑

約1,000km乗った平均燃費は7.6km/lとなっています…悪い…

都内の渋滞が少し多めだったこともあるのですが、高速道路を使っての旅行も500kmくらいは走っているのでそこまでstop&goを繰り返す運転ではありませんでした。やはり大きく重い車かつV6のそこそこ出力のあるエンジンを積んでいるので当然といえば当然なのですが。

まだ慣らし運転中でそこまでやんちゃな運転をしていない中なので、今後どれだけ悪化してしまうのか笑

ちなみにカイエンのガソリン容量は75lなので、最近の高いハイオク単価約165円で換算すると満タンで¥12,365かかってしまいます。

燃費についてはまた定期的にご紹介していければと思います。

室内空間

最高です。豪華絢爛さはありませんが5連メーターやスポーツクロノパッケージの時計、大きなセンターコンソールそしてステアリングのポルシェロゴ…気分は常に最高潮です。

カイエンのインテリア

カイエンクーペのインテリア。ステアリング中央のロゴがテンションを上げてくれます

オプションで入れたBOSEサラウンドシステムも良い感じで、ゆったり高速道路を流している際も非常に良い音質で音楽を楽しみながらクルージングができます。エイジングで音が変わっていくとのことでしたのでこちらもこれからの変化を楽しんでいきたいと思います。

そして後部座席の空間も非常に快適です。ハリアーの後部座席よりも広くなりました。またガラスルーフが想像以上に開放感があり、色々な人を後部座席に乗せましたが全員が気に入ってくれていました。サンルーフが人気なオプションの理由がわかりました笑

一点残念なのはナビです。ポルシェのナビは不満が多いことで有名みたいですが、早速私もその一員になってしまいました笑

毎回起動時にBluetoothではなくFMラジオに繋がってしまう、目的地設定方法が面倒、よくわからない案内がナビ途中で出てきて音声が高頻度で中断される、そもそもルート案内がスマートじゃない等々…

設定でいくつかは変えられるものがあるのだと思いますが、その設定もわかりやすいものではないのです笑

ポルシェのナビ(PCM)については他のポルシェオーナーの方、新しくポルシェを検討している方のためにまた別途で記事にしたいと思います。

※2021/9/9、ナビが地図を読み込まなくなってしまいポルシェセンターに入院となってしまいました…

PCMのエラー

PCMエラーの様子。地図が読み込まれなくなってしまいました。

外観

最高です。もうずっと見てられます。駐車場に止めてお店に向かうまでに3回は愛車を振り返ります(これは車好きあるあるだと思います笑)。

私はクーペスタイルが非常に好きなので、カイエンクーペのルーフ後端部分からリアにかけての造形が本当に気に入っています。クーペがなければ確実にカイエンは買っていませんでした。

また走行中はバックミラーにちょびっとしか見えないのですが、アダプティブリアスポイラー(95km/h以上で作動)が上がっている状態もかっこよいのです。

カイエンクーペの外観

アダプティブリアスポイラーを上げている状態。走行中はもう少し上がります

今回ボディカラーは無償のソリッドホワイトを選択しましたが、この色も実際見てみると非常に綺麗な白で気に入っています。納車前は、

ネコタス
せっかくオーダーするならもっとこだわればよかった…クレヨンかっこよいな…

って結構思っていたんですが、愛車になってしまえばこっちのもの、やはり白が最強です笑

つい先日ターンパイクで写真を撮ってきたのでこの記事の最後にフォトギャラリーとしてご紹介します!

街中での視線

正直、個人的にはあまり感じたことはありません。以前レンタルさせていただいた911だと、都内でもめちゃくちゃ視線を感じていたのですが、カイエンクーペは都内だとほぼ0、旅行先など少し郊外へ出たときにたまーに見られる、くらいです。

やはりパッと見で違う車と思われるスポーツカーではなく、外観は普通のSUVに見えるからなのでしょうか。車好きな人にはさすがにわかると思うのですが、確かに車にあまり興味のない人にとっては少し大きいSUVだなーくらいの感覚なのかもしれません。

また、カイエンとマカンはかなりポルシェの中でも人気(売れている)モデルなので、目にする機会が多いというのも影響しているかもしれませんね。(ポルシェに詳しくない人はカイエンとマカンの違いはわからないと思いますし)

もしカイエンを少し見栄で買いたい人は少し注意したほうが良いかもしれません笑

まとめ

2週間で約1,000kmとなかなかハイペースで走ってきましたが、さすがポルシェというハンドリング、ラグジュアリーな走りもスポーティーな走りも体感できる走行性能、クーペの美しい外観形状と大満足しています。

約1,400万円という金額はさすがに高いかと思いますが、思い切って購入したことに全く後悔はしておらず、これからカイエンクーペと共に家族共々素敵なポルシェライフを過ごしていきたいと思っています。

また定期的にカイエンクーペの感想や修理・維持費のこと、ポルシェの良い点悪い点など皆さんが気になる点についてご紹介していければと思いますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします!

フォトギャラリー

カイエンクーペの外観

カイエンクーペのエンブレム

カイエンクーペのインテリア

カイエンクーペの外観

カイエンクーペのマフラー

カイエンクーペのサイドビュー

カイエンクーペのリアサイド

カイエンクーペのリア

カイエンクーペのフロントサイド

カイエンクーペのホイール

 

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