こんにちは、ネコタスです。
今回はカイエンの納車直後にそのまま1泊したホテル雅叙園東京の宿泊レビューをご紹介したいと思います。
ホテル雅叙園東京の概要
東京都目黒区にある、元々日本で初めての結婚式場として利用されていた歴史のあるホテルです。歴史も古く様々なアートにも力をいれており、公式サイトで「ミュージアムホテル」と記載があるとおり細部までかなりのこだわりと意匠をつくしたホテルとなっています。
またホテル雅叙園東京は日本ではわずか14軒しか認定されていない、"Small Luxury Hotels of the World(SLH)"加盟ホテルとなっています。SLHの説明は公式サイトで以下のように説明されています。
Small Luxury Hotels of the World(SLH)とは、世界80カ国、520軒以上の独立系の高級かつ小規模なホテルだけで構成されたホテルグループです。日本国内で認定されているホテルはわずか14軒。
ホテル雅叙園東京は、60室という限定された客室でありながら「和敬清心」をコンセプトに、茶室の侘び寂びに代表される精神性、自然への想いや光の演出など、落ち着いた空間となっています。この度の加盟で、世界のお客様に我々が誇れる日本の美を感じていただければと思います。
SLHに認定されている国内のホテルや旅館は例えばバチェロレッテで有名になったサンカラホテル&スパ屋久島や伊豆にあるヴィラが特徴のABBA RESORTS IZU -坐漁荘-などがあります。SLH認定ホテルはこちらから確認もできますのでご興味がある方はぜひご覧ください。
その他のホテル雅叙園東京の特徴としては、全室がスイートルームとなっておりかなり広々かつ豪華な仕様になっているのと同時に、全室にスチームサウナが設置されているのです!スチームサウナなので気温は45度と低めですが、湿度は高いためしっかり汗はかけますしなによりプライベート空間でサウナが思う存分楽しめるホテルはかなり貴重かと思います。
館内も非常に広く都心にいながらどこか遠くへ旅行へ来たかのように思わせてくれる素敵な空間になっていました。
以下、順にご紹介していきます。
エントランス
今回は納車したばかりのカイエンクーペでの初ドライブとなりました。ホテル雅叙園東京の駐車場はホテルの地下部分にあります。現在はタイムズが経営していてその規模はなんと225台も駐車できるのだとか(同じ敷地内にあるアルコタワーというビルの駐車場も兼ねているため)。高級ホテルのバレーサービスのようなものはありませんでしたが、雨の心配もなくかつ非常にスペースも大きいところから不満は全くありませんでした。
エレベーターでエントランス階に上がるといきなり広々とした空間が広がります。
見ての通り和を貴重とした非常にラグジュアリーな空間で圧倒されました。六本木や東京駅付近にある外資系ホテルも豪華絢爛ですが、古くから目黒の地に佇んでいるおかげか敷地面積が圧倒的に広いですね。やはり広いのは正義です。
チェックイン/チェックアウトは本来8Fの受付にて行うんですが、コロナ禍ということもあるのかお部屋にてチェックインができるとのことでしたので早速部屋に向かいます。
お部屋の様子
今回は子供がいるため和室のお部屋を予約しました。6Fにあるお部屋で、ロビーを見る限りおそらく6Fはすべて和室となっているようです。
さっそく部屋に入っていきます。今回は完全な和室なので玄関から和で統一されています。畳なのでもちろん靴は脱いで上がります。
入ってすぐ右手には次の間があり、ここでチェックインの説明や記載事項を済ませます。
隣の部屋はベッドルーム
サイドの壁紙やデザインもかなり凝っていて素敵です。
そしてベッドルームを抜けると少しくつろげる空間も広がります。
そして写真の後ろに写っていますが、6Fなのに庭が用意されているのです!
ミニバー周りはこんな感じ。ネスプレッソが用意されているのはコーヒー好きにはかなりポイントが高いですね。そしてなんと、冷蔵庫内の飲み物はすべてフリーになっています!今回予約したプランがエグゼクティブラウンジ(外資ホテルでいうクラブラウンジ)アクセスがついているプランなんですが、新型コロナの影響でラウンジでのアルコール提供が中止になっている代わりの措置ということです。これは想定外だったので非常にテンションが上がりました。
スナック類はさすがに有料ですが、価格は良心的でした
そしてバス周りを確認してみます。シンクが2つ用意されているのはポイント高いですね。朝とか結構のんびりしてしまってチェックアウトの準備を急いでいるときなんかは本当に助かります。
アメニティはこんな感じ。男性用女性用とブランドが異なる用意もされているのは気が利きます。
そして恒例のドライヤーチェック。超高級ドライヤーではないですが、まあ優秀なドライヤーなので合格(何様)
そして最後に浴室を確認します。まずはこの庭が見えるという贅沢な空間…
そしてなんと、タイトルにもあるとおり、ホテル雅叙園東京にはスチームサウナが全室についているのです。
気温は45度くらいで暑くはないですが、湿度がかなり高いので発汗はかなりします。岩盤浴以上ドライサウナ以下という感覚です個人的には。
そして先程の浴室に水を溜めておいて、個室にあるからこそできる禁断の技、汗の流さずそのままザブーンができます。そして室内にあるのでいつでも1人占めで使い放題…色々な意味でととのいます。
私も今回の滞在で8回転くらいはしたんじゃないかと思っています笑
食事
夕食
ホテル雅叙園東京は館内にあるレストランが用意しているテイクアウトメニューであれば室内に持ち込んで飲食可能ということでしたので、今回は館内テイクアウトを利用しました。メニューはこちらです。
少しラインナップは少なく物足りない気もしましたが、味は非常に美味しいですし複数品頼めば酒飲みでも満足できると思います。
2人で結構多めに頼んでも1万円せず、さらに冷蔵庫のお酒が無料ですので、正直あまり質の高くないコース料理なんかよりもよっぽど満足度が高かったですし、コスパという観点では最強でした笑
朝食
今回は朝食付きプランで予約したので朝食はレストランでいただきます。エントランスフロアにある1Fのレストランでいただきます。
ビュッフェ形式となっており、1品1品が小鉢で仕切られているタイプで新型コロナ禍でビュッフェを実施するための工夫・努力が感じられます。またビュッフェの小鉢を取るためには必ず手袋も実施しなければならず徹底されています。
他のお客さんがいたので全体像は撮れませんでしたが、品数は少し抑え目で質が高いビュッフェという印象を受けました。
ドリンクコーナーにはお酒もおしゃれに陳列されています(もちろん提供はされていません)。はやくコロナ禍が落ち着いて自由に飲めるようになりたいものです。
また朝食会場からは滝が見えて、都心にいることを忘れてしまいます。
その他館内の様子
エレベータ
ホテル雅叙園東京はエレベータにもかなり凝っていて、なんと中には孔雀が…
そして各階エレベータを折りたあとにはラウンジが用意されているのです(いつ使うのだろう)
エグゼクティブラウンジ
ラウンジアクセス付きプランで予約すると、軽食やドリンクが飲み放題!のラウンジが使えます。
イブニングカクテル時にはこんな食事が用意されていました。お酒は新型コロナの影響で提供されておりませんでしたのでノンアルコールビールを2杯いただいてしましました笑
正直、ここだけでお腹いっぱいになれます笑
その他
実はホテル雅叙園東京にはこれだけではなく、有名な百段階段やその他館内展示物も用意されていて、朝には宿泊者限定のツアーなども用意されています。私たちはゆっくりしたいタイプかつ子供もいるので参加はしませんでしたが、せっかくの機会なのでぜひ参加してみると良いかもしれません。
また途中紹介した滝の部分には外にでて近づくこともできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。東京都心にいながらまるで大自然にいるかのような滝、広々とした豪華絢爛な空間、そして全室サウナ付きのスイートルーム…新型コロナ禍であることを加味した配慮やサービス、正直非のうちどころがありませんでした。
これまでの都内ホテルのお気に入りNo.1はグランドハイアット東京だった(結婚式を挙げた思い入れも加味されていますが)のですが、正直No.1が入れ替わったまであります。
それくらい大満足のホテルステイとなりました。
サウナが好きな方、都内で少し気分転換をしたいホテルステイがしたい方、記念日でのデート、どんなシーンでも最適だと思いますので、ぜひ泊まってみていただけばと思います!
以下から詳細も見れますのでよろしければチェックしてみてください。