【内装オプション編】カイエンとカイエンクーペの違い

※記事執筆時点での情報です。ポルシェは同じモデルでも時期によって標準装備が変わる可能性があるとのことです。

※写真は全てポルシェ公式サイトからお借りしています

こんにちは、ネコタスです。

今回はカイエンとカイエンクーペの違いの2回目の記事として、内装やオプションに違いについて解説しようと思います。

外装の違いについては以下の記事をぜひご覧ください。

内装

カイエンとカイエンクーペは内装は実はほとんど差はありません。インパネ周りは全く同じですが、クーペスタイルによるルーフ後端の傾斜によりリア周りで違いがあります。

まずは、トランク容量がクーペのほうが小さくなります。カイエンがトランク容量772Lに大してカイエンクーペは625Lとなります。 比較すると小さく感じるかもしれませんが、625Lでも別に小さいわけではなく、十分な広さかと思います。ちなみに競合の1つであろうBMWのX6のトランク容量が580Lとなっています。また比較する人も多いマカンのトランク容量ですが、ポルシェ公式の諸元を見ると…

772L

…ん？カイエンと一緒じゃん。カイエンクーペのほうが小さいやん。1億回くらい諸元を見直しましたが、ポルシェ公式が間違っていない限り合っていそうです。

あとは違いとしては、リアシートの着座位置が若干、お尻部分が沈むようになります。これは天井が傾斜しているので着座位置を低くすることで天井のスペースを確保できるよう工夫しているとのことです。これにより、大人の男性でも余裕を持って座ることができます。実際座ってみましたが座ってしまえばクーペだから狭い！と感じることは皆無です。ただ、乗り込む際は通常のカイエンのほうがルーフが下がっていない分乗りやすい印象を受けました。クーペは少し頭を気をつけないとぶつけてしまいそうになります。

最後、これは内装というか微妙ですが、カイエンクーペだとルーフがガラスになります。

これは理由はよくわかりませんが、リアに座る人のクーペによる圧迫感を排除するための試みなのでしょうか。ちなみにガラスが嫌だ！という人は高いオプションを払ってカーボンにするしかありません笑

標準装備（オプション）

実はここが結構異なるんですね。

カイエンクーペにすることで標準装備となるオプションをまずはまとめてみます。

そうなんです、カイエンクーペは以上のような人気オプションが標準で付いてくるのです。カイエンのベースが10,710,000円、カイエンクーペのベースが11,820,000円なので差額は1,110,000円。上記のオプションを考慮した差額は

1,110,000-749,000=361,000円

となります。あとは#1の記事や上記に書いた通り、アダプティブリアスポイラーやガラスルーフが付いてくるので、実は結構お得なんじゃないかなと個人的に思っています。あとはクーペのデザイン代も考慮すれば、スポーティな要素を求める方（特にポルシェを検討される方はこういった方が多いと思うので）はカイエンクーペ、おすすめです。

あとは2021年モデルから、カイエンもカイエンクーペもドライバーメモリーパッケージやキーレスドライブといった、過去オプションで必須レベルだった装備が標準装備になっています。これは嬉しい！

まとめ

今回は内装、オプションの違いについて記載しました。簡単にポイントをまとめます。

ぜひ少しでも参考になれば幸いです。

まだ納車前なのであまり写真付きで解説できずわかりにくい部分があったかもしれません。

納車後はぜひレビューとして再度ご紹介できればと思います。7月予定なのでまだまだ先ですが…