こんにちは、ネコタスです。
記事更新がご無沙汰しておりました。
私が今乗っている現行の2021年式のE3カイエンについて、何か故障やトラブル等があれば色々記事でご紹介できればと思っていたのですが、びっくりするくらい調子が良く、今のところ何のトラブルもないのです。
そしてそんなこんなしているうちに、新型カイエンが発表されましたね（リンクはPorsche公式サイトです）。
今回は、新型カイエンが現行カイエン（もうすぐ現行カイエンが「新型」カイエンになるので紛らわしいですがご了承ください）と比べてどんな点が異なっているのか、素人目線ですがまとめてみようかと思います。
エクステリア
現行以前のカイエンに乗っている人にとってはエクステリアは正直かなり気になるポイントになるかと思います。やはりマイナーチェンジではなく大きなモデルチェンジになると、旧型のモデルが古く見えてしまうというのもあるかと思いますので（デザインによりますが）。
今回のカイエンはマイナーチェンジですので、結論から言うとエクステリアに関して大きな違いはそこまでないように思います。
大きな変化点としては以下でしょうか。
- フロントグリルのデザイン
- リアのエンブレムおよびハッチドアのデザイン
フロントグリルのデザイン
まず1に関して、写真を比較すると以下のようになります。
出典：Porsche公式HP
ぱっと見で目を引くのが、フロントグリルの縦の白いラインでしょうか。現行はハの字方になっているのに対して、新型では縦に垂直のデザインとなっています。これはGTSやターボなどのフロントグリルのデザインと少し似ている印象を受けます。
その他としては、新型ではライト形状が少し角ばっているような印象を受けます。また新型ではマトリックスLEDライトが標準装備になるため、ライト内部のデザインも少し変わります。
リアのエンブレムおよびハッチドアのデザイン
次に2のリア周りを見ていきます。まずは新型のリアデザインは以下の通りです。
出典：Porsche公式HP
現行E3カイエンのリアは以下の通りです。
現行モデルではPorscheロゴがテールランプ内部に埋め込まれておりましたが、新型ではロゴが立体的に見えるようになっています。これは現行の911 (Type 992)のロゴデザインに似ている印象があります。
またその他大きいのが、ナンバープレートの位置の変化、およびこれに伴うリアハッチドアの形状です。かなりクーペのデザインに近くなったように思います。
個人的にはクーペのリアデザインがかなり好みなので、新型カイエンのリアデザインの改良は好印象です。
インテリア
次にインテリアを見ていきます。インテリアはかなり大きな改良が加えられたように感じます。タイカンのインテリアに似てきた印象です。
出典：Porsche公式HP
メーター、センターコンソール、ナビ、助手席パネル等が全面刷新されているのがわかると思います。画像から推察するに、メーター周りは全てデジタル化されているように思われます。現行に関しては中央のタコメーターに関してはアナログだったので、見た目の印象は大きく異なるかと思います。
個人的にはアナログはやはりスポーツカーの醍醐味的な要素を含んでいると思っているので、アナログを1つくらい残しておいて欲しかったな…とは思いますが。きっと現物みたらかなりカッコ良いんでしょう！
現行では基本的な機能はセンターコンソールの電子ボタンで操作できましたが、新型ではエアコン等のボタンのみ配置され、その他に関してはナビで設定するように見受けられます。正直これは新型のほうがスッキリしていて好みです。
助手席前のパネルは、最近のベンツ等でも増えてきていて、確かに見た目はかなりラグジュアリーに感じます。実際の使い勝手は、残念ながら私個人はこの手の車に乗ったことがないのでわかりませんが、まああって不便するものではないので良いのではないのでしょうか（今子供を助手席に乗せているので、子供がいると色々触られそうで怖いですが笑）
その他エアコン吹き出し口のデザインなど細かい点のデザインの改良はされていそうですね。このあたりもタイカンや911のデザインに近くなっている印象です。
標準装備等
最近のポルシェは新型が出るたびに標準装備が増えていっている傾向にあり、今回のカイエンに関しても結構な従来オプションであった装備が標準となっています。
全てを網羅できてはいないですが、大きな新しく標準装備となったオプションは以下の通りです。
新たな標準装備
- PASM（スポーツプラスなどモードに応じてサスペンションの硬さなどを調整できる機能）
- パワーステアリングプラス（速度に応じてパワステを調整、特に駐車時等にかなりステアリングが軽くなる）
- 20inchホイール（従来は確か19inch）
- マトリックスLEDヘッドライト
- アンビエントライト（いるのか？）
- フロアマット（ついに！！！）
- シートヒーターフロント（ついに！！！）
結構必須のオプションが標準装備になっており、かなり良いセンスではないでしょうか。特にフロアマットなんかはようやく！
その他細かいですが、置くだけ充電ができるようになったりなどの、細かい現代仕様の機能が追加されているようです。
価格
標準装備の充実はもちろんありがたいですが、その分（というか従来のオプション金額以上の）価格は上がっています。
大体ベースグレード比較で80万円ほど値上げしているようです（新型が1,198万円〜、現行は確か1,118万円〜）。
確かに大きな値上げではありますが、メルセデスベンツなどは一律の価格見直しで100万円前後の値上げがなされていることを考慮すると、物価高+標準機能充実で80万円の値上げであれば良心的なほうかな？とも思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。既に様々な新型カイエンの情報が出ているので新しい情報というわけではありませんが、大きな点だけにフォーカスして違いをまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。
マイナーチェンジということで、2017年発売の現行カイエンもまだまだ新型に劣らないくらいカッコ良いと思っているので笑、私はまだまだ今のカイエンクーペをがんがん走らせる予定です（ちなみに納車1年半年で走行距離は27,000kmです）