旅館・ホテル

【東京エディション虎ノ門】こだわり抜いたブティックホテル宿泊レビュー

こんにちは、ネコタスです。

今回は、マリオットグループの中で最上級クラスに位置するブランドであるEDITIONの日本初進出として出来た「東京エディション虎ノ門」に宿泊してきましたので、実際の様子をレビューしてみたいと思います。

東京エディション虎ノ門の概要

コンセプト

EDITION(エディション)は世界最大のホテルグループであるマリオット系列のブランドの1つです。マリオットブランドといえばザ・リッツ・カールトンが有名だと思いますが、エディションも実はマリオットの中でも最高級に位置するブランドとなっています。

ただし、エディション(特に虎ノ門)のコンセプトは「ザ・ラグジュアリー」という雰囲気ではなく、「モダンでアーティスティックなブティックホテル」という感じです(わかりにくい)。

もっと噛み砕いて表現するのであれば、「高級ホテルとしてのサービスは維持しつつ、独自のコンセプトやこだわりは一切妥協しない尖ったホテル」という印象です(まだわかりにくい?笑)。

ホテルの実際の様子は以下で写真付きでご紹介していくので、記事を読み終わった際には伝わっているかと思います!

場所

そんなエディションが日本初上陸の地として選んだのは、東京港区の虎ノ門です(近々銀座にもオープン予定ですが)。高級ホテルは丸の内や日比谷、六本木といった地域に集中しているので、虎ノ門は少し新しいイメージです。

実際に虎ノ門は今かなりの規模で再開発が行われていますし、ゴールドマンサックスといった名門企業が移転するなどして今後ビジネス街としての発展が期待されている地域ではありますので、そこに目を付けた感じでしょうか。

虎ノ門といいつつ、最寄駅は神谷町となります。最寄というか駅直結なので便利なのですが、案内がそこまでしっかりないのでわかりにくい点は注意です。神谷町トラストタワー内にエディションはありますので、事前に出口の位置など調べておくことをおすすめします。

到着からチェックインまで

すぐにロビーとはいかず…

そんな私は相棒カイエンで向かうわけですが、駐車場が一瞬わかりにくくて焦りました。入口は2ヶ所あるようですが、私が使ったのはエディションを左手に見た一方通行沿いの入口で合っているのか不安になりながら入りました。

おそらくメインの駐車場入口は以下ですので、車で行かれる方でナビを設定する際は、ホテル名ではなく駐車場を設定したほうが安心です。

そんなこんなで無事到着すると、控えめな駐車場がお出迎えです。ビル駐車場に普通に停めることもできます(4,000円/日)が、せっかくなのでバレーサービス(5,000円/日)を利用しました。

サービスは悪いわけではないですが、最高級ホテルと比べると少し劣る印象を受けました。カイエンなので左ハンドルかと思ったのか、助手席側で案内係の人が待っていたり、言葉遣いが少しカジュアルだったり…という感じです。

私はそこまでですが、気になる人は気になるポイントかもしれません。

ちなみに、フェラーリや911、Gクラスなども泊まっていたので富裕層利用も多くいると思うので、改善できるとより良くなるのではと個人的には思いました。

荷物を持ってもらって早速チェックインを済ませるロビー31階に行くと思いきや、案内されたのは2階(ちなみに駐車場は地下1階です)。2階は宴会場があるスペースです。

そう、私たちが泊まった日は12/25(土)でして、到着したのはまさに15時手前。チェックインの待ちのために宴会場に案内されたのです。

宴会場内では待ち時間を過ごすためのコーヒーやお茶菓子、そしてなんとスパークリングワインの用意がありました。

東京エディション虎ノ門のお茶菓子

待合室のお茶菓子の用意

東京エディション虎ノ門の待合

スパークリングワインが飲み放題でした

実はエディション、予約サイトでチェックイン時に待たされるという内容の口コミが結構多くあったんですね。そのため待ち時間を快適に過ごせるようにという配慮だったのだと思います。クリスマスで早めのチェックイン(15時)が集中するとの読みもあったのだと思いますがこの点は非常に良かったと思います。

一方で、実は宴会場に入りきらず、宴会場の外(外のソファも一杯で立っている人も!)にいる人もいました。私たちはぎりぎり宴会場内に案内されたので良かったですが、外で待たされた人はたまったものじゃなかったと思います。

実際、チェックインまで30分程度は待たされたので、クレームがきてしまっても仕方がないのかなと思います。

ようやくロビーフロアへ

やっと案内され31階にあるロビーフロアへ向かいます。エレベータを開けると素敵な香りと共にいかにもおしゃれな空間がいきなり目に入ります。

東京エディション虎ノ門のロビーフロア

エレベータをあけると素敵な空間がいきなり現れます

少し奥に進むとバーやカフェを交えた空間が広がります。

東京エディション虎ノ門のロビーフロア

待合い?くつろぎ?スペース。床のマットがふかふかです。

東京エディション虎ノ門のバー

フロアの中央にはバーがあります

東京エディション虎ノ門のロビーフロア

奥のガラスからは東京が一望できます。

窓際のソファー席はかなり写真映えすることで有名らしく、常に予約などでいっぱいでした。なかでも一番人気のスペースがこちら。

東京エディション虎ノ門のロビーフロア

東京タワーをバックに写真を撮ることができます

一番角にあり人目に一番付きにくく、かつ東京タワーが見られるということで、ここのポイントでゆっくりするのはかなりの激戦になるかと思います。ただしかなり素敵な場所なのでぜひ訪れた際はチャレンジしてみて欲しいなと思います。

それにしてもエディションはどこを撮っても絵になります…

東京エディション虎ノ門のロビーフロア

夕方も綺麗です

肝心のチェックインカウンターですが、人が多くて写真は撮れませんでしたが、少し小さめで言ってしまえば普通の感じのカウンターでした。小さいが故に待ち時間が長くなってしまうのでしょう。おしゃれに振っているのはわかりますがぜひ今後頑張っていただきたいところです。

クリスマスの宿泊ということもありさすがに部屋のアップグレードはなしで、予約したキングのお部屋に案内いただきます。

お部屋の様子

今回はおそらく一番普通のグレードの部屋であるキングの部屋に宿泊です。

東京エディション虎ノ門のドア

3606号室、たぶん一番ノーマルな部屋です

ちなみに廊下は白を基調としたシンプルなデザインです。特徴的なのはマットがふかふかなことくらい。

東京エディション虎ノ門の廊下

白で統一されているとやはりカッコ良いですね

室内も白とナチュラルのウッドを基調にまとめられていて、シンプルながらおしゃれという高度なセンスを感じます。

東京エディション虎ノ門の部屋

ベッドとソファ。広さは標準的といったところです

東京エディション虎ノ門の部屋

ソファ周り。ソファーも白なので少し気をつかってしまいます笑

そしてやはり高層階に位置するホテルとして気になるのは景色。今回の部屋からは東京タワーは見れませんでしたが、高層階からのビューは綺麗でした。

東京エディション虎ノ門の部屋

正方形のガラスもおしゃれに感じます

ベッドの正面にはテレビが配置されています。ベッドで横になりながら観るには最高のポジションですね。サイズも大きく申し分なしです。

東京エディション虎ノ門の部屋

スイートルームからは実際にこの景色が見れるはずです…

そして水回り。なぜか写真が撮れていませんでしたが、白を基調とした1口の洗面です。特徴的だったのが、おしゃれのためにものを全て洗面の下部に置いてあったことです。これは衛生面等で賛否がありそうです笑

ちなみに、子供がいる我々にとっては大変でした。子供の手が届いてしまうので。

東京エディション虎ノ門の部屋

おしゃれを意識してなのか、グラスやタオル、アメニティなどは洗面の下部に置いてあります

さてお決まりのドライヤーチェック。確かザ・リッツカールトン日光と同じ(記事はこちら)curesのドライヤーですね。まずまずです。

東京エディション虎ノ門のドライヤー

ドライヤーは個人的最高級のリプロナイザーではなくcuresです。

そしてお風呂はこちら。お風呂はシンプルですね。写真じゃわからないんですが、この浴槽がまあ浅くて、半身浴になってしまいます…ここは個人的に結構残念ポイントです。

東京エディション虎ノ門のバスルーム

写真だと家のお風呂みたいです(実物はもうちょいおしゃれです)

トイレもまあ普通といった感じですね。

東京エディション虎ノ門のトイレ

普通の綺麗なトイレです

そしてミニバーコーナー。ここはこだわりを強く感じます。まずフリーのお茶がおしゃれな箱に入っています(ボケていますが手前に写っている2つの箱です)。また奥の白いボトルがフリーの水です。エディションはSDGsに力を入れていて、プラスチックを極力排除するようにしているとのことです。写真では紹介していませんが、歯ブラシも木製になっています。

東京エディション虎ノ門のミニバー

SDGsに配慮したホテルで極力プラスチックを排除しています

そして冷蔵庫の中身がこちら。よくある大手飲料メーカーのドリンクではなく、こだわりを感じさせる銘柄で埋め尽くされています。

東京エディション虎ノ門のミニバー

こだわりを感じる銘柄です

そして最後にエディションでかなり気に入ったアイテムを紹介します。それがこちら!

東京エディション虎ノ門のバスローブ

バスローブ!

そう、バスローブです。バスローブなんて高級ホテルにはどこでもあると思うのですが、エディションのバスローブは本当に質が圧倒的に違います。良すぎます。もうずっと来ていたいと思うくらいの気持ちよさです。

ちなみにバスローブは販売もしています。気に入った方はぜひ買ってみるのもよいと思います。

東京エディション虎ノ門のバスローブ

17,600円で購入可能です

ここまででエディションがかなりこだわりを持ったホテルであることは伝わったかと思います。次はエディションが有名になった理由の1つでもあるLE LABOとのコラボについてご紹介します。

こだわりのLE LABOアメニティ

LE LABOとは

アメリカはニューヨーク発の香水ブランドです。日本では6店舗展開されていて、東京だと代官山と銀座SIXにあります。香りは様々あるので説明が難しいですが、他の香水ブランドとは一風異なる新しくもありキツすぎない、それこそこだわりを感じられる香りが特徴に感じます。

エディションではLE LABOとコラボし、エディション専用の香りが作られているのです!エディションホテル全体に特徴的な香りが漂っていますが、その香りの正体は特注のLE LABOの香りなのです。

匂いというのは記憶に密接に繋がると言われていますので、エディションに一度行くとかなり香りは強烈に記憶に残ると思います。

特注のエディションの香りはブラックティーの香りとなっていて、非常に良い匂いです。

ちなみに、後日LE LABOにエディションと同じ香りのものが欲しく買いに行ったことがありますが、特注のため販売はしていないとのことでした(似た香りのものはあるのでそれを買いました)。

アメニティ

そんなLE LABOのアメニティをエディションは用意してくれています。

東京エディション虎ノ門のシャンプー

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ全てがLE LABOです

これが本当に良い香りで…お風呂のあとは全身をLE LABOの香りで包まれるわけです。

写真にはありませんが、ボディローションもLE LABOのものが用意してあります。

これらは実は持ち帰ることができます!!しかし、8,000円/本しますのでご注意を…

食事

今回はクリスマスの宿泊かつ子供もいるということで、夕食は外で買ったものを持ち込んで部屋でいただきましたので、朝食のみご紹介したいと思います。

朝食はルームサービスを頼みました。

東京エディション虎ノ門の朝食

正式名称忘れましたが、アボカドと何かのサンドイッチ

東京エディション虎ノ門の朝食

パンケーキ

東京エディション虎ノ門の朝食

フルーツの盛り合わせ

子供がいるホテルステイはやはりルームサービスが最高ですね。クリスマス翌日の朝に子供の声でカップルの邪魔をしてしまうのはさすがにはばかられるので笑

そして、何より部屋で高層階からの景色を見ながらゆっくり食べれるのはやはり何物にも変えがたい贅沢です。

私たちは今回行きませんでしたが、レストランからは東京タワーも見れて景色は絶景ですので、デートなどで行かれる方はぜひレストランの予約をおすすめします。

東京エディション虎ノ門のレストラン

東京タワーを見ながら食事できます

施設紹介

他にも一般的なホテルにあるジムやプールに関してはエディションにも用意があります。ちなみにプールはかなり混み合うようなので、予約が必須ですね(予約制かどうかなどは新型コロナの状況や混雑状況などにもよると思うのでホテルにぜひご確認ください)

東京エディション虎ノ門のジム

ジムなのにめちゃくちゃおしゃれです

東京エディション虎ノ門のプール

あまり大きくはないですが、おしゃれにまとめられています。

ただし、エディションにはサウナの用意はありません。個人的には非常に残念ポイントですが、サウナを求めて行くホテルではないですね笑

まとめ

いかがだったでしょうか。かなりこだわりが強くおしゃれなブティックホテルな印象を受けました。

そしてどちらかといえば家族向けというよりもカップルでのデートに向いているかなと思いました。

実際に私の友人はエディションでプロポーズをしました!(素敵)

カップルで一緒に、東京タワーが見え、素敵な香りにつつまれる、非常にこだわりのつまったおしゃれなホテルで一緒に過ごすのはとても良い時間になること間違いないでしょう。

もちろん、多少の不便もありましたが、家族での宿泊もできましたので気になる方は全然行ってみて良いと思います(ホテルから全然子供に対して嫌な対応を受けるなどは全くありませんでした)。

以下から予約や詳細情報も見れますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

一休で東京エディション虎ノ門を詳しくみる

Reluxで東京エディション虎ノ門を詳しくみる

-旅館・ホテル
-